高麗の太祖王建の包容政策と天安
忠淸文化歷史硏究所長(國學博士, 鄕土史學者) 辛相龜
新羅末期に登場した後百済·後高句麗(太鳳·高麗)と新羅を韓国歴史上後三国という。高麗の太祖王健は包容政策(婚姻政策, 賜姓政策, 事審官制度, 其人制度, 減稅政策)と統一戦争(德津浦戰鬪, 潘南縣戰鬪, 義城戰鬪, 昧谷城戰鬪, 一牟山城戰鬪, 運州戰鬪, 曹物郡戰鬪, 公山桐藪戰鬪, 古昌戰鬪, 一利川戰鬪)を通じて936年9月後三国を統一することにより、高麗第4代王の光宗(925-975)によって神格化された。
高麗の太祖王建は927年11月公山桐藪戰鬪で後百済軍に包囲されて命を失う危機に陥っていたが、彼の部下である申崇謙(?-927)と金樂(?-927)の犠牲のおかげで、からくもピンチを逃れて再起して古昌戰鬪と一利川戰鬪で勝利することで、936年9月に後三国統一の偉業を達成することができた。
高麗の太祖王建は930年8月8日大木郡に行幸した時、術士倪方が"東西ドソルは、三国の中心であり五龍爭珠地形です。もし城壘を築き、3千号の町が設置して軍事を訓練すれば、三国の統一して王になることです"と話した。そうして高麗の太祖王建は東西ドーソル(仏教の理想世界である極楽)を合わせて、天安府といってドードクを置いた。大勝第弓を天安都督府使として、嚴式を副使として任命してテチョサンし所に10万人あまりの軍隊を駐留させ、後三国統一の前進基地(outpost)にした。
高麗初期から「天安」という地名が由来した。天安には今、太祖山(王子山)、聖居山、馬占寺、流麗王寺、天興寺、古城府橋、流量洞、高麗の太祖廟、固定、留王谷、南関など高麗の太祖王建に関する遺跡が多く残っている. そして高麗の太祖の5畜姓古事は、天安が古来忠節の故障であることを立証してくれている。
ところが最近、高麗太祖王建の天安府設置の背景と高麗太祖王建関連遺跡をうまく活用して天安を文化都市に発展させようとする動きが出ており、マスコミの注目を集めている。そして、天安市が2019年、文化体育観光部が主管した第1回文化都市に指定公募事業に最終選定され、'法廷文化都市'に指定されて天安市と忠清南道文化産業振興院が今後5年間国・ドビー123億5000万ウォン(国費95億ウォン、ドビー28億5000万ウォン)を中央政府から支援を受けることができ、天安市民らの期待が非常に大きい。
忠節の故場、天安は忠南の首莩市に面積が636㎢(忠清南道比7.75%であり、人口は2019年11月末現在680,732人(西北区408,197人、東南区272,535人)に達する。2019年の天安市の予算規模は29,851億ウォン(歳入16,832億ウォン、歳出13,019億ウォン)に達し、財政自立度は2019年6月末現在40.1%だ。2019年1当たりGNPは30.000ドルで、1当たりGRDPは4,220万ウォンだ。天安市は社団法人韓国公共自治研究院(理事長パクウソ)が施行した2019韓国地方自治の競争力指数(KLCI)調査結果、基礎自治体の市の市単位で全国2位を収めて都市競争力が比較的強い方だ。
ところが天安市は現在、牙山市と連談話現象が起きており、中長期的に牙山市と統合して広域市昇格を図っている。そして天安市は中長期的に交通が便利な中部圏中心都市、R&D機能を連係した革新成長経済都市、高品位な文化観光都市、快適な定住環境を備えた健康·安全都市、流通·物流の拠点都市として目標を立て直し、都市の未来像を提示することでマスコミの注目を集めたことがある。
主題語:包容政策、統一戦争、天安部設置、文化都市選定、都市競争力、連談話、都市の未来像
